Garmin「Forerunner 255s」を4ヶ月使った感想と評価
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2. Garmin「Forerunner 255s」を使用してみた感想
スマートウォッチ界で高い人気を誇るGarmin製品、その中でも「Forerunner 255s」を2022年8月に購入してから4ヶ月間、装着して使い続けた感想をご紹介します。
スマートウォッチを使ってみて良かった点
1. 体力の残量確認
このデバイスで一番印象に残ったのはボディバッテリー機能です。体のエネルギー残量を「電池」と見立てて表示することで、日常生活やトレーニングによる体への負荷を数値化できるので、効果的なトレーニングや休息を見極めるのに非常に役立ちます。
2. 睡眠の質と時間の記録
睡眠管理も完璧です。Forerunner 255sは睡眠を「深い睡眠」「浅い睡眠」「レム睡眠」「覚醒」に分類し、それをスコア化してくれます。このデータから質の高い睡眠のパターンを探るゲーム感覚で生活リズムを改善することができます。
3. 心拍データの取得
手首に装着するだけで心拍計の機能をフル活用できます。特にGarminの他のデバイスと連携してトレーニング負荷の管理を行う場合、その心拍データは欠かせません。ライド時でもスムーズに心拍データが取得できるのは大変便利です。
4. 電話着信通知
スマートフォンへの電話着信通知機能も、すぐに確認できるようになり、会議中や走行中など重要な着信を逃すことが減少しました。振動で知らせてくれるのが助かります。
スマートウォッチのイマイチな点
1. 心拍データの反映の遅れ
ただし、残念な点もあります。心拍データが約10秒遅れて反映されることがあるため、リアルタイム性が必要な場合には少々不満が残ることもありました。
2. シリコンバンドによる肌の影響
もう一つのマイナスポイントは長袖のシーズンになるとスマートウォッチのシリコンバンドが肌に影響し、摩擦で腫れることがありました。これは「Protect J1」保護クリームでケアすることで対応できましたが、一工夫必要な点でした。
3. サイコンとログの重複カウント
ガジェットマニアにとって問題となりがちなのは、サイコンとこのデバイスで同時にログを取るとデータがマージされずに二重にカウントされてしまうことです。
4. GPSログの停止時間カウントの不正確さ
Forerunner 255sのGPS機能に関しても多少の不正確さがあります。具体的には停止時間を短くカウントする傾向が見受けられました。
その他の注意点
1. 電池の持ち
電池の持ちは公称通り約12日間でした。特に心拍転送モードで使う際には充電頻度が高くなるため、一度の長期のトレーニングにも耐える安定性があります。
2. 音楽再生機能とSuica機能の実使用
音楽再生機能の操作性については若干問題がありあまり使用していません。しかしながらSuica機能に関しては便利です。改札での使用は困難ですが、コンビニや自販機での利用には問題なく便利に使うことができます。
3. その他の機能
そしてVariaリアビューレーダーとの連携も可能なので、自転車乗りには安心の機能も装備されています。
全体的なまとめ
最終的な総評として、「買って良かった」です。体力管理や睡眠の質を把握する上では役立ちましたが、長時間の装着には若干の肌トラブルに気をつける必要がありました。しかしその対策さえ取ればほとんどの問題は解消可能です。また、一年後に更にレビューしたいと思います。
これらの情報がスマートウォッチを購入検討中の方に少しでも役立つことを願っています。
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